世の中にはいろいろな英語教材や、様々な英会話スクールがあります。
そして、おそらく「日常英会話」のコースがない教材やスクールはないでしょう。
でも、受講してみると分かりますが、どれも次のようなシーンで構成されています。
など
考えてみれば、それらはすべて「非日常会話」です。
私たちは、毎日飛行機に乗ったりホテルに泊まったりするわけではありません。
もちろん基礎は重要ですが、実際に使える英語がこの教育で話せるようになった人がいるのでしょうか?
「非日常英会話」をいくら練習しても現地の方の質問や会話に大抵の人は答えられないでしょう。
私たちは、普段、例えば次のようなことを題材に、会話をしていませんか?
このような会話を実際に交わしているのにも関わらず、
非日常的な空港の定文やタクシーの乗り方などばかりを学んでも一向に
『日常会話』を話すことはできないのです。
上の例こそが本来の「日常会話」なのです。
会話するということは、お互いに自分の見解や意見を述べるということです。
瞬時に自分の頭の中で意見を生成し、合理的な理由を添えて相手に伝えるということです。
日々状況は変わりますので、特定の文例パターンを覚えるだけで対応できるはずがないのです。
リアル英会話では、ただ単にテキストを読み、演習問題をこなすというスクールではありません。
私たちが日本語で普段会話するように、
「自分の考えを的な理合理由を添えて生成し、相手に伝え、納得させることができるようになる」
事を重要視しています。
つまり、『定文を話す会話』ではなく『思考する会話』を目指すことによって
より実践的な『日常英会話』を学ぶことができるのです。